No.1カレシ




ドサッと床に押し倒された。



「……イタ…」


ヒンヤリ冷たい床に押し倒されて、私の真上には綺麗な綺麗な浅野雄大君の顔。


でも……その目は凄く冷たくて…昨日みたいな暖かさは少しだってなかった。


その目が……今の私には充分恐怖を与えた…。


「〜〜〜……。」


恐怖のあまり、口を開いても声はでなくて……


”いや”のたった二文字すら発する事が出来ない…。