大樹がイチャついてる数メートル後ろで美姫ツレが
一人、静かに店の壁にもたれ掛かっていた。



俺は、その女のもとに向かう。


女は俺の存在に気づいてない様子で

”いいなぁ”と大樹達を眺めながら呟いていた。