No.1カレシ






校門を出て…しばらく歩いた所…。


電柱の下に影が…。


電柱の下に影って………なんか怖いよぉ…。


つい、歩くスピードが落ちてしまい、小林君の裾をギュッと掴み後ろについて歩く…


そんな私の行動を理解してくれたのか、フワッと頭に手を置いてナデナデ……と撫でてくれる。


私…昔から、頭を撫でてもらうのが大好きだった…。