でも、そんなことも気にしないぐらい、私怒ってます



「斗真、サイテー」


「うぉ!!なんでりいまで!?」


「サイテー、人の女と喋らないでよ」


「彩架くん…照れます」


「いやいや、照れてる場合じゃねーぞ?っていうか俺、お前のこと認めてねー!!」




またもや、バラバラに喋る私たちのツッコミを見事にする斗真




思わず、拍手です




ぱちぱちと拍手をしていると口に指を当てじーっと彩架くんを見てるりいちゃん




「……?なんですか、まりやさんの友達さん」


「イケメンですなぁ」


「…」


「うんっ、合格っ!!まりやと合ってる」


「いい人ですね、あなた。えっと、りいさん?」


「おぉ、なんか響きがいいねぇ。年上って感じ~」




……会話成立?


とにかく、彩架くんりいちゃんを気に入ってくれたんですね


よかった