「まりやさん…」


そう、私の名前を呼び顔を近づけて来る彩架くん


そっと、目を瞑り唇が触れる寸前のその時――



「き、きゃぁ――キスするの!?しちゃうの~!?」


「うわっ、馬鹿っ」



は…?目の前には目をキラキラにしてるりいちゃんと頭を片手で押さえてる斗真



なんっで…いるんですか――!?



あぁ、因みに今更ですが今はさっきの告白した後の話です



「どうして…いるんですか?斗真、」


「えぇ!?俺だけ!?」


「ちょっと、まりやさん、他の男と喋らないでよ」


「キャーーーイケメン」



なんとも、バラバラな私たち



しかも、ここは道の真ん中だからきっと、他の人たちの邪魔でしょーねっ!!