私の意識がなくなる前…彩架くん、私に「好き」と言いましたか?



「んっ…」



目を開けて見えるのは白い天井だけ…



「さ…いかくん?」



声が少しかすれる…




「大丈夫?」


「…!」



がばっと起きてお部屋を見渡す…




「はい、水…疲れたでしょ?」


「あ、りがとぅ…けほっ、ございます」



喉が渇いていたのか渡された水をごくごくと飲む私