恵里香先輩に卒業前にもらった手紙。
それにはこんな事が書いてあった。
「久榴実へ。
部活辞めてから学校来てないらしいね?
もし、ウチのせいやったらごめんな?
ウチ、久榴実がいじめられとるの知っとったけど、
いじめた事もいじめられた事もなかったで何も言えんかった
本当ごめん。
こうゆう時に支えるからこそ頼れる先輩で在れるのに
久榴実の事突き放してまってさ
本当は辞めて欲しくなかった
誰だって、久榴実の頑張ってた姿は覚えてると思う
でも、久榴実が決めた道なら、進んでください。」
こんな事書かれたら…。
恵里香先輩は部活をまだやってる事を知ってたから
バレーの部活時間を確認し、体育館へと走って向かった。
「恵里香先輩!!」
