香菜ちゃんはバレー部Aに入っていた。

一ヶ月たっても一回もこないからどうしたのかと思えば

家の用事がどうとかでこれなかったんだって!

今日から来るらしいよー

って言ってるそばから

香菜ちゃんが来た。


今日は美夏が委員会でいないから

ペア組む人がいない…

どうしよ…

しかも今日奇数だ…1人になったら先輩と組む事になっちゃうじゃん(汗)

…結局、1人になり…先輩と組んだ。

「名前なんて言うのー?」

「ぇ…えっと…椎葉久榴実ですっ…よろしくお願いしますっ!!」

「そんなかたくならなくていいよ(笑)久榴実ちゃんかぁ…可愛いねっ♪私は河野愛梨。よろしくねっ」

「愛梨ー可愛い後輩脅しちゃダメだよー(笑)」

「脅してないってー この子1年で1番可愛いって思わん??」

「あー確かにっ!!私の好みだわー」

「久榴実ちゃんの顔、果穂好きそうだもんねぇ!!」


先輩達がしゃべってたから練習って言う練習はしなかった。

まぁ、一日くらいはいっか♪



と、私は呑気な事を考えてた。

香菜ちゃんたちに睨まれている事にも気づかずに…