(尚希には、黙っててもらえないかな?) 「うん、大丈夫。」 (俺が見るからに、尚希……… 傷つくのが怖いんだよ。 また、裏切られるんじゃないかって。) 「うん……………」 分かる……分かるよ…… アイツの気持ち。 傷つくのが、怖くって…… もう二度とそんなことにはなりたくない。 その気持ち………あたしには分かる。 大切な人に裏切られ捨てられることが、 どれだけ辛くって残酷なことか………… 人は、誰でも傷つくのが怖くって 捨てられるんじゃないかっと 思ってしまう。