春綺君の言葉に一気に緊張が 崩れる。 なっ、何だあぁぁぁぁーーー……… てっきり、全部聞かれてたのかと 思ったよ。 (捺海ちゃん、何もされなかった?? 何か凄く深刻な顔してたらか…… あの、お得意様。) そっ、そこまで見てたんだ。 「何もされてないよ。」 あたしは、そう言ってウーロン茶を 一口飲んだ。 その時、あることが蘇った。