あたしは、後悔をする。
あの時、女に付いて行かなきゃ
こんなことにはならなかったかも
しれないのに。
そんなことを知らない、あたしは
女の後を追い掛ける。
外に出ると女は、ピタリと止まった。
この女の行動を見る限り……
よっぽど、誰にも聞かれたく
ない話し何だろう。
そんな風に取った、あたしは
少しだけ身構えた。
女は振り向て、あたしを見た。
(ねぇ、アンタって尚希と
セックスしたことあるの?)
女の予想外の言葉に驚くあたし。
「ハッ……??」
いきなり、それ!?
って言うか、聞かれたくない話しだろ
うと思って少し身構えてたのに……
セックスって………!!
思わず笑いそうになる。
おいおいっ!!!!
いきなり、セックスってぇ!?
この、女ウケるっっ!!!!
大事な話しがそれかぁ!?(笑)
あたしは、肩を震わせながら
声を抑えた。
「いや……っ………してないけど……」
そんな、あたしを見て目を細めた。

