「だって、アンタ……
馬鹿じゃん、空気読めないし
アイツと似て女好きだし
チャラいし…………」
(お前にだって良いと所はある……)
何故か、甲斐君に言われると
そう思ってしまう。
「じゃあ、例えば……??」
顔を上げて甲斐君を見る。
(………………………………………)
甲斐君は、無表情のまま黙っている。
…………………無言かよっっ!!!!
っと1人ツッコミをする自分。
いやっ、だってさぁ……
自分から言っておいて無言って……
(まぁまぁ、とりあえず
飲もうぜ!?)
グイッ……
徹夜は、あたしの体を引っ張って
きちんと座らした。
(ほらっ、甲斐も!!)
(良い……)
(何だよ、のり悪りーな!!
それでも、ホストかよ?)
ちょっと、ちょっと…………

