同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正











すると、女は腕を組んで壁に
寄り掛かった。







(ねぇ、アンタって……

尚希と知り合いなんでしょ??)







「まぁ……」







知り合いって言うか……




アイツの女なんだけどね……

仮の女だけど。







(アンタも、尚希のコレクション??)






「違うけど……」








って言うか……




この女は何が言いたい訳??







あっ、もしかしてアレ??






あたしの尚希に近づかないで
みたいな。






良くいるんだよね、そう言う女。





実は、こう言う展開は
あたしにとっては珍しいことではない。






今まで相手して来た男に女がいて
良く呼び出しされていた。


 





(そう……まぁ………


今日は、この辺にしとくけど……


また来るでしょ?ここに。)






ハッ??





あたしが、行こうと関係ないじゃん。







「多分、行きます。」







(じゃあ、またその時ね。)







女は、そう言って何か企んで
いるような微笑みを見せた。