ガチャ……
すると、奥から扉の開く音がした。
あたしは、特に気にしないで
ウーロン茶を飲んだ。
(あっ、もう来たんだぁー)
れおん君の言葉を聞いて何となく
気になって、チラッと見ると……
あっ、あの女…………
最低男と、良く一緒にいる女だ。
「ねぇ、あの女って……」
(あぁ……あの、お客様ね。
あの人は、尚希のコレクションの人だよ。
その中でも、お得意様の人。)
春綺君は、女を見ながら言った。
って言うか……前もコレクションっとか
言ってたよね。
何なの??
コレクションって……
「ねぇ、コレクションって何?」
(コレクションって言うのはねぇ……
なおちゃんの、お客様のこと何だよ。
なおちゃんのコレクションになるには、
お金がある人とか可愛い子とか
美人な子とかモデルとかが
コレクションになるんだ。)
「へぇ………」
アイツ、そんなのやってたのか。
でっ、そのコレクションとか
言う奴の中でお得意様が……
あの女………ってことか。
ったく、アイツ………
人をコレクションって……
子供が好きな物を集めているもんじゃん。
(でも、まさか捺海ちゃんが
コレクションに入ってないって
聞いた時は俺、驚いたよ。)
春綺君は、少しだけ笑って自分の
お酒を一口飲んだ。
「何で?」
(だってぇー、なっちゃんって
凄く美人だもん!!)
れおん君は、満面な笑顔を見せた。
「そう言ってくれてありがとう。
でも、そんなんではないと思うけど。」
あたしって、美人なの??
いや、不細工とは思ったことは
ないけどさぁ……
あっ、勘違いしないでね。
別に、自分が可愛いとか美人とか
思っている訳じゃないけど
今まで、色々な男を相手にして来た
んだから不細工じゃないってことは
段々と分かって来る。

