ちょっとだけ顔が驚いていた。
意外な反応に何だか恥ずかしく
なってしまう。
(あーら?
尚希、照れてるー(笑))
「んな訳ねぇーだろ……
望、コレ買うから。」
(はいはい♪)
ほっ、本当に買うんだ……
最低男は、会計をすまして
出口に向かった。
「早くしろ。
置いていくぞ。」
「あっ、ちょっと待ってよ!!
望さん、ありがとうございました!!」
あたしは、望さんにお礼を言って
最低男の後を追った。
その時、望さんが小さく呟いていたことに、
あたしは気が付かなかった。
(今度こそ幸せになってよ。
尚希………)
望さんは、あたし達の背中を
見つめながら呟いていた。

