(昨日、家に帰って
尚希に何か言われた?)
口に運ぼうと動かして
いたフォークの動きが
ピクリと止まる。
カタン……
あたしは、握っていた
ナイフとフォークを
オシャレな皿に置いた。
「アイツ、家にいなかった。」
(えっ…?)
「満里南さんと一緒に
いるんだって……(笑)」
あたしは、苦笑いをして料理を口に運んだ。
(満里南さんって……
あの満里南さん??)
春綺君は、驚いた
表情をした。
まあ、そりゃー
そうだろうね。
だって、あの2人は
別れたんだもん。
結婚前提だったのに……
「それに、満里南さん
結婚したんだって。」
(結婚……
満里南さんが?)
「うん、凄い幸せ
そうだった……」
満里南さんの幸せそうに微笑む顔が浮かぶ。

