同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正







最低男の声を聞いて
妙に緊張するあたし。







「あっ、あたし。



あの………


春綺君が探してくれて
マンションまで
送ってくれたんだ………」






「……春綺が……??」







「うっ、うん………」






急に最低男の声が
低くなったような気がした。






もしかして、怒ってんの?






「怒ってる……??」






あたしが、恐る恐る
聞くと最低男は素っ気
なく言った。






「別に。」







嘘だ。




本当は怒ってんでしょ?




今までだって、そう
だったじゃん………








って言うか……




何で最低男が怒ってる
のかが分からなかった。