前に春綺君とデート
したけど……
あたし的には、もう
誘われることはないと
思ってたから……
そう思っていたから
デートを誘われた時は
本当に驚いた。
もしかして春綺君……
あたしのことを
気にしてくれてる
のかな……?
こう考える自分は馬鹿
だけど、どうしても
そう思ってしまう。
そう思ってしまうと
断るのが何だか悪い
気がした。
だって、せっかく誘ってくれたのに断ったら
春綺君に失礼だ。
そう感じた、あたしは……
「うん、良いよ。」
すると、春綺君の表情は気まずい表情から嬉し
そうな表情に変わった。
(本当!?
良かった、断れるんじゃないかってヒヤヒヤ
してたよ。)
そんな春綺君を見て
、あたしと行くのを本当に喜んでいるのが伝わって来る。

