同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正










「……ハァハァ………」




俺は荒くなった息を
整えて俯いていた顔を
上げた。





すると涙を流しながら 勢い良く走って来て
抱き付いて来た。






(………っ……うっ………なお…き………)






「……満里南。」






俺は満里南の震える
体を抱き締めた。






本当はアイツの所に
行こうと思った。





けど………




満里南のことを考えて
いると俺は満里南の
元に向かっていた。






俺は満里南の震える
体を抱き締めて
いる時……



2つの感情が芽生えて
いた。






満里南を、ほっとけない。



1人にさせたくない。




その感情とー…………