薄暗い公園は凄く
静かで何だか落ち
着かない。





すると、どこからか
足音が聞こえて来た。





段々と近づいて来た
足音は急に止まった。





ジャリ……







俯いていた顔を
上げて足音がした方を
見た。







静かな公園に洗い息が
ハッキリと聞こえて
来る。




そして人影が、あたしに近づいて来た。






………来てくれたんだ
………





そう思った瞬間……
あたしは、その人影の
所に走って抱き付いた。




ギュッ……







「………っ…うっ……


来てくれたんだ……」





あたしを探してくれて
見付けてくれた人……




それはー………