えっ、えっ??
何で、こっちに来るの??
まさかの、ぶたれるパターン??
少しだけ緊張しているのか
女が履いているヒールの音が
さっきよりも大きく聞こえた。
段々と大きく聞こえるヒールの音は、
いきなりピタリと止まった。
あっ、アレ……
恐る恐る目を開けるとー……
ギュッ……!!
(か~わ~い~~ぃ!!
何、この子!?
お肌スベスベ~♪)
えぇぇぇぇぇ!!!!!!!!????
女は、あたしを抱き締めながら
頬を触って来た。
「あっ、あの……」
突然過ぎて戸惑っていると……
(いや~~可愛いーーぃ!!
この子、食べちゃおうかなぁ♪)
ひっ、ヒイィィィィィ!!!!!!!!
すっ、すみません……
あたし、そうゆう趣味は
ないので……
突然、抱き締めたり食べるとか
意味の分からないことを言われて
当然あたしは固まってしまった。
助けを求めようと、最低男を
見ると目がバッチリと合った。
あたしは、心の中で助けを求めた。
たっ、助けてえぇぇぇぇぇ!!!!
あたしは、女に抱き締められたまま
最低男に手を伸ばした。
すると、最低男は……
なあぁぁぁぁぁ!!!!
あたしに向かって舌を出して
べーをして来た。
ムキイィィィィィ!!!!!!!
クソォ、何なのアイツ!?
人事だと思ってえぇぇぇ!!!!

