あっ、ヤバい…… 最低男の言葉を聞いて 体の動きがピクリと 止まる。 アイツの分、買ってねえぇぇぇぇ!!!!! どっ、どうしよう。 あたしが焦っていると最低男は、あたしに 近づいて来た。 ガシッ…… ヒッ……!! 最低男は、アイスを 持っている腕を 思いっ切り掴んで来た。 あたしは、何をされるのか分からなくって ビクビクしているとー…… 「……………………」 あっ、アレ……? 何も起きないのを不審に感じて瞑っていた瞼を 恐る恐る開けるとー…… 「………………!?」