あんな、苦しそうな声を聞いたら 気になってしょうがない。 気になった俺は、ソッと背を向けている 捺海を覗いた。 「………ううっ………ハアッ………………」 ギシッ……… 捺海は、うなされながら寝返をして 俺と向かい合った状態になった。 コイツ、スゲェ汗かいてるし。 この状態を見る限り、よっぽど 嫌な夢を見ているんだろう。 汗をかきながら、うなされている 捺海に手を伸ばそうとすると………… 捺海の瞳から涙が流れた。 それを見て自然と伸ばしていた 手は止まる。