あーーーっ………………
頭がガンガンする。
満里南さんの大声で、あたしの脳は完全にやられてしまった。
コレじゃー………
どっちが大人で、どっちが子供か
全然分かんないよ。
そう、まるで………
あたしが大人で、満里南さんが子供。
そんなことを思っていると満里南さんは
歌い終わってテーブルにマイクを
置いた。
(もーーぉ、捺海ちゃん
テンション低い~
もっと盛り上がってよー!!!!)
まるで、だだをこねる子供のような
態度をする満里南さん。
「満里南さんが、テンション
高過ぎなだけですよ………」
(えぇぇ!?
もーー、せっかく捺海ちゃんと
初めての遊びなのにー…………)

