同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正









「…………今日は、もう寝る。」








「あっ………………」








もう少しで、アイツの背中に
届きそうな距離だったのに
最低男は、そう言ってリビングを
出て行ってしまった。






バタン………





ドアの閉まる音が、あたしの
耳に大きく聞こえる。





近かった距離は、あっとゆう間に………




遠くなってしまった。






あたしは、伸ばしていた手を
降ろした。







この時、あたしは気が付いた。





満里南さんにとって、アイツは
過去の男。






今は、アイツのことは好きではない。





満里南さんは、アイツじゃなく
違う人を愛している。