同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正








「アイツが誰と結婚しようと
俺には関係ない。」






そう言ってリビングのドアを
開けようとする最低男。






何、強がってんの??




こんな時ぐらい素直に
言えば良いじゃん…………









「でも………………」








何か、最低男に言いたい……




けど、あたしが言ったって
逆効果になるかもしれない。





あたしは、あの日から人との
関係を切って来た。




親の愛も知らずに、この17年間を
生きて来た。






そんな、あたしに……



コイツに何て言えば良いのか
分からない。








そう考えている内に、あたしの
手は、いつの間にか最低男の
背中に手を伸ばしていた。