今まで相手をして来た男に
女がいて良く呼び出されていた。
だから、こんな展開は慣れている。
高宮さんが、コーヒーを一口
飲むとー………
ガシャン………!!
高宮さんは、マグカップを思いっ切り
お皿に置いた。
はい、出ました出ましたよ。
コイツの本性………
(捺海さんって……賢いんですね。
本当は、もっと簡単に行くと
思ったのに…………
案外、鋭いんですね?)
高宮さんの笑顔は、さっきまでの
品のある微笑みじゃなく別人のような微笑みをしていた。
あたしを冷たい視線で見ている。
作戦………………成功っっっ!!!!
さすが、あたし………!!!!
予想通りの展開!!
あたしって、天才じゃない!?
こんな、状況でも心の中で舞い上がる
あたし。
まぁ、大体は予想してたけどね。
「それが、あなたの本性なんですね?」
(初対面で、見抜かれたの
何て初めて。
尚希さんが、選ぶだけあるわね。)
まさか、品のあるお嬢様かと
思ったら…………二重人格だ何てね。
しかも、悪女。

