同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正














いきなり、されて怒ろうと
すると……









「……………………っっ!?」









最低男は、少しだけ笑った。






月の光に照らされている最低男の
ほんの少し笑った顔が
凄く綺麗だった。







何だか、最低男から目が離せない。






ジッと最低男を見ていると……







直ぐに、ほんの少し笑った顔は
消えてしまった。







「んだよ……」






「あっ、えっと……



ブランコ教えてあげるからっっ!!」









あたしは、慌てて元の場所に戻った。





あたしの頭の中は、最低男が
少しだけ笑った顔が頭から、
ずっと離れなかった。






その後、あたしは最低男に
ブランコのやり方を教えた。






最低男は、初めてブランコをこぐ。




だからだったのか、こごうとした瞬間、
落っこちそうになった。





そんな最低男を、見て笑ってしまった。




まぁ……最低男は、もの凄く不機嫌な
顔をしてたけど。