偵察令嬢×俺様王子



***


「お帰りなさいませ、華恋お嬢様」

家に帰ると、入ってすぐ
執事の和田が綺麗にお辞儀をしてくる。


「あー、ただいま。和田っち」


和田っちのお堅い態度に比べ、私、ゆるいなあ。


「今日は随分と御疲れのようで・・・」

言いながらさりげなく、私の鞄を持つ。


「やはり高校は疲れるでしょう。せめて私共が、送り迎えできれば良いのですが・・・」


「大丈夫だよ、和田っち!それに、送り迎えはやめてって、私が頼んでるんだからさ」