「え、今なんて?」佐里がそういうと、もっと力強く抱きしめられた。 ちょっと、くるし… そう思ってると、伶が口を開いた。 「俺は、小学校の頃から、お前が大好きだった!お前の勉強教える仕草や、その俺だけに、めっちゃ恥ずかしそうに、顔赤くするところが、死ぬほど好きだった!」 伶は、強く抱き締めながら、そう言った。