「ただいま!」
「あ、帰ってきた。秘密基地はどうだった?」
「全然大丈夫だったよ!でも、秘密基地見つかっちゃった。あたしと同じくらいの子が穴の中に座ってたんだ。ゆずって言う子でね、なんだか泥だらけだったからタオルを渡してあげたの。」
「あら、山の中に一人で?夏実くらいの子って、どこの子かしら。」
私は山で一緒に遊べる女の子の友達ができてとても嬉しかった。
学校の友達はみんな落ち着いた遊びばかりで私には物足りないような気がしていた。原っぱで遊ぶ時はみんな男の子だったからゆずが女の子で嬉しかった。
明日また山に遊びにいくことが楽しみで、夜も眠れなかった。
