「あっ!!流れ星」

亜美が星空を指差して言う。

パッと亜美の指差す方に目をやると

流れ星が宇宙の果てに消えていった。

流れた流星の名前は

ペルセウス座流星群。

夏の第3流星群らしい。

しぶんぎ流星群。

双子座流星群。

そしてペルセウス座流星群。

ピークは今週末までらしい。

今日はたまたま運河よかったみたい♪

私は2回流れた流星に願った。

儚い本気の願い事を託した。

「柏木くんの彼女になれますように。」

そもそも流星とは

彗星=ほうき星らしい。

彗星は水分でできてるみたいで

それに宇宙のごみがついたから

流星に形を変えたらしい。

例え流星がきれいなものじゃなくても

願いを叶えてほしくて

宇宙に消えていくんだって

誰が決めたのですか??

願いは届くよ。

信じてるから。私は。

空を眺めてると動く星があった。

「先生、どうして星は動くのですか?」

私は理科の教員に質問を投げた。

あれは星じゃなくて人工衛星らしい。

人工衛星って地上で見ると

凄く小さなものだった。

衛生はすぐに半球を描いて消えていった。

この時、実感した。

宇宙って本当に丸いんだね。