キミが

「熱中症にならないように気を付けてね」

ってくれたメール。

すごい嬉しくて。

気分は最高潮だった。

家について

充電の都合で柏木くんからのメールは止まってしまって

ダンスやってたけど退屈になって

メールを待ってる間

「僕の初恋をキミに捧ぐ」を読んでた。

確か、この本に出てきた仁和寺に行ったっけ。

このマンガ本が好きすぎて

お母さんに頼んで連れていってもらった。

おみくじも毎回恒例のように引いた。

結果は第二番 大吉。

下加茂神社でも大吉。

氏神神社でも大吉。

仁和寺でも大吉。

これなら潤くんにも振り向いてもらえるかも!!!!!!!

いまさらの余裕。

不安はあるよ?

動揺もうまく隠せない。

だけど事はなるようにしかならないから

ポジティブになってるの。

本当は泣きたいくらいなんだけどね?

「潤くんを狙ってるのは4人。

その中で私は一番に輝くの!!」

「僕の初恋をキミに捧ぐ」

このstoryは彼氏が20まで生きられない。

なんだろう?

なんでかな?

潤くんがリンクして

頬を暑い涙が流れた。

いつかはくるメールなのに。

なにか寂しくて。