「心菜さん。急にどうしたんですか?」
「……何が?」
何故かキレ気味な心菜に疑問に感じている事をそれとなくぶつけてみる。
「心菜さんから一緒に寝ようなんて……」
「駄目なの?」
「いや、そういう訳じゃなくて珍しいなって……思っただけなんですけど、ね」
って、何で俺が焦ってるんだ。
今日の心菜、絶対変だよなぁ。
でも、やっぱり、これって。
誘ってる!?
いや、待て。
心菜が、まさかそんな。
でも、一緒に寝ようだぞ?
そうとしか考えれないだろ!
期待が高まりつつ、隣に居る心菜に目を向けると……
完全に閉じた瞳。
気持ち良さそうな呼吸音。
これって完全に寝る気……ですか。
……。
はぁー。
俺も寝よ。
何なんだよ、心菜の奴。
勘弁してくれよな。
次の休みまで……頑張れ、俺。
結局。
一度覚めた脳内は中々眠ろうとせず、再び部屋でパソコンを開いた。
ベッドで眠る心菜の気持ち良さそうな寝息を聞き……小さな溜息。
一体何がしたかったんだ?
心菜の理解出来ない行動のお陰で、仕事の大半が終わった頃。
朝を迎えた。

