そこには、沢山の赤い跡が付いていた。
これって……
もしかしてキスマーク!?
しかも多くない?
「ちょっ、陽呂?」
「だから黙ってろって」
その一言に、またもや怯んでしまった。
だって、陽呂のこの言葉使いに慣れないんだもん。
そうしてるうちに、また小さな刺激。
そこには当然、1つ増えたキスマーク。
「な、何でこんなにいっぱい?」
胸元から私を見上げる、前髪の隙間から覗く瞳はどこか艶やかで。
その色っぽさにドキンッと大きく胸が高鳴ってしまった。
「ひ、ろ?」
「……これでプール入れないだろ?」
……、……、はぁ?
「って! こんなんじゃ水着にもなれないよ!」
やっと、声を出せた私に、今度は悪戯な目で笑った。

