陽呂が恐かった。
でも私に怒ってるんだよね?
私が勝手な事ばっかりしたから。
だけど、どうしてかな。
まだ怒ってもらえるんだと思うと安心してしまう私もいる。
まだ呆れられてなかったんだ……って。
キスは涙の味に変わってしまった。
こんな哀しいキスなんてしたくない。
キスって幸せになるものだと思っていた。
私が何の抵抗もしなくなると
「……くそっ」
そう言って唇が離れた。
え?
陽呂?
私の首筋で何か呟き、顔を埋める。
え、何て言ったの?
そう思った瞬間、首筋に小さな痛みが走った。
「……いった」
どんぢんと下がる陽呂は、次々と小さな痛みを残していく。
でも胸元からの刺激が1番強くて。
目を下に向けると…
えええ!?
何これ?

