そりゃ、楽しむ為に来たんだけどさ。
愛未は林君と遊んでる上に、何か怒ってるし。
壱は、男の子達と遊んでるし。
陽呂は……鼻の下伸ばしてるし!
他の女の子達は、狙った男の子達と遊んでるみたいだし。
でも、この人達と一緒に遊ぶ気にはなれないんだよね。
女が私1人ってのも何かねー。
陽呂と喧嘩までして来たのに、な。
「ほーら、おいでよ!」
「わっ……」
ボーっとしてた私は手を引っ張られ、そのままの格好でプールへと落ちてしまった。
「ちょっ! 何すんのよ、水飲んだじゃない」
こいつ~~~!
「あー。ごめんごめん、でも楽しいでしょ?」
私を引っ張った本人は、満面の笑みを浮かべていてそれ以上は言えなくなってしまった。

