体育館へつくと、みんなシュートの練習をしていた。

『お!夏木!おかえり~w』

奈央がドリブルをつきながら走ってきた。

『うん、ただいま!あ、これタイマー借りてきたからセットしなきゃ。』

『OK!手伝うよ!』

タイマーのコンセントをさすと
後ろから肩をたたき、和音が話しかけてきた。

『これ、ここじゃなくてあっちねw よろしく!』

『え、あ、ごめん!』


急いでタイマーを移動した。
まさか肩をたたかれるとは思っていなかった。
元彼と別れてから、男子とあまり接触することが少なくなったからか
とても動揺してしまった。



セットし終えると
奈央がニヤニヤしながら近づいてきた。

さっきの動揺見られてたか・・・・?

『夏木!動揺しすぎ!超うけたw』

う、予想通りばっちり見られていた。

『そ、そうかなー?w』

『嘘つけー!!どっからどう見ても動揺してたぁ!!』

『ま、参りました・・・・』

やっぱり奈央にはかなわないな。
そんなことを思い部活が始まった。