潤んだ瞳、長く綺麗なまつ毛、プックリとした唇・・・


 その全てがわたしを虜にしてしまった。


 そいつは、わたしの未来の主人だ。


 すると後ろからもう一人でてきた。


 何かしゃべっている。


 「コイツでいいのか?」


 「いいもん、だってもの凄くカワイイもん!!」



 その一言がわたしの頭の中でリピートする。


 カワイイ・・・カワイイ・・・カワイイ・・・


 わたしをはじめてカワイイと言ってくれたのだ!


 心が吹っ飛びそうになりながらも、Happy気分だ。