「あっ、驚いた?」



しばらく呆然と
亜美を見ていると、亜美が苦笑した。



「…う、うん」



なんで…?こんなところで働いているの!?



えっ、ていうことは、
私が働くところって…


少々パニックになりかけた
ところで、
亜美がストップをかけた。



「混乱してる?みたいね?」




私は、大きく頷いた、




「どういうことなの?」




「ここね、兄貴が働いてるの、
んで、人手?が足りないから私が。
兄貴のお願いで
働いてるの、」





一通り簡単に説明した
亜美は分かった?という風に
私に問う。



…、なんか分かったような
分からないような…、
そんなかんじなんだけど…



やっぱりいまいちわかんないな~と
苦笑いすると
亜美は、
私の手を引いた。



「説明するより、した方が早いか~」



「へっ、?」



その答えを聞く前に
お店のなかに入れさせられた。