「へっ?なんで?」




「だって、男に…、」




「ん?」



今何か言ったような…?

でも、聞き取れなかった。



「もう一回言ってくれない?」




竜汰は、ぶつぶつ怖そうな顔して
何か言っている…。




「おーい、竜汰くん、聞いてますかーー?」



ふざけもいれて
竜汰の耳元で声を出した。





「―ビクッ!!」



竜汰は、予想以上に可愛らしい
反応を見せた。




可愛い~(*´∇`*)
なんて、心の中で思いつつ
見ると、竜汰は、真っ赤になっていた。




「ばっ、ばか、何すんだよ!雪!」



これは、

照れてる…、


そう思うと可笑しくて
思わず、吹いてしまった。






「……」