神と妖

白に黒のメッシュが入った髪の恭亮が唇を尖らせて抗議してくるが、無視

相変わらず手厳しいですね。と着物の袖で口元を押さえて、深緑色の髪の菱さんが笑っている

そのとなりで、眠そうに赤毛の少年が欠伸をしている

そしてその三人より一歩下がったところでクロガネに殺気を飛ばしている紺色の髪の少年

彼等は私の親衛隊である『四神』だ
『四神』と言うのは、各方位を司る幻獣で青龍・白虎・朱雀・玄武のことだ