8月7日
あっついなー……
さすがに。
「おい、みぃ、お茶くれないかー??」
俺は家のソファーで暑さに殺られている。
朝から太陽さんの攻撃が半端ない。
「えーー…自分で入れなよー。逆に私のために入れてきてよ」
同じく明星もフロントで死んでいた。
フロントにへばりついて冷たーい何て言っている。
……そう言えばこいつにも謝らないといけないだっけか…
「ッたく、しょうがねーな」
俺は何か申し訳なく思いお茶を入れてやる。
氷付きで
「みぃー、もしも俺がいなくなったら、どうする??」
お茶を明星に渡しながら聞いてみる。
「にぃがいなくなったら??
うーん…にぃがどこに行くか分かんないけど私も付いていきたいかな」
にんまりとはを歯を見せてくる。
「……そうか」
ブーブー
俺の携帯のマナー音だ。



