「蒼空。一つ聞いていい??」
華那の告白が終わったあとにはもう夕日が昇っていた。
俺たちは夕日を眺めている。
「ん?なに??」
「あのさ、これからそらって呼んでいい??」
ニコッと華那が笑う。
パシャ!!
「一枚、もらい~」
よっしゃ!!
華那の写真ゲットー
「ちょっ!!いきなり何すんのー」
「何って素晴らしい風景があったので写真に納めただけですよー」
華那がカメラを取ろうと手をパタパタさせている。
…ちょっとおもしろい。
かわいいし♪
「こ、こらっ!!そら返しなさい~」
そのあとも俺は華那と一緒に屋上を走り回った。
何か、華那と一緒にいるってなってよかった。



