8月1日(金) 晴れ


「…ふぁ~…ねみぃ…」

俺は目を擦りながら学校へと来ていた。


「おっ、蒼空じゃん。はよっ」

雄斗が俺の肩をバシッと叩いてきた。

「……あぁ、おはよっ!!」

「イッて」

仕返しに思いっきり叩いてやった。

「…ったく、眠そうだから起こしてやったのによ」

「……もう少しましな起こし方があるだろ…」


「でもお前、みぃちゃんにこれ以上されて起きてるんだろ?」

「………………まぁ…な」

今日は関節決められたからな…
痛かっぞ。うん。


「…ふぁ、…俺、今日の1限サボるわ」
眠いし…

「またかよ…じゃあ俺もサボる♪」
何でそうなるんだ…。

「…お前、勉強しろよ…」

「前回のテスト俺2番」
…ったく


「…勝手にしろよ」