「ほわぁ…」
さっきから喜んだり落ち込んだりと忙しいやつだな。
華那はくまのぬいぐるみを抱いてむぎゅとくまが…
「おうおう、お二人さん仲がとてもよろしいようで」
「ん?なんだ琴音か…」
そこには琴音とその友達たちがいた。
「人を見てなんだとはなによ。それでもあんたたち昨日からやけに仲がいいど何、付き合ってるの?」
「ば、バカっ。そんなわけないだろっ!」
そうだ、まだ会ってから2日しか経ってないんだぞ。
俺はいいにしても…
「でも蒼空、顔赤いよー」
「そ、そんなことないっ」
「ははっ、まぁ頑張りなよ」
バイバイと琴音は帰っていく。
……頑張るって何をだよ。



