微かに光が目に入ってくる。
まだ意識は遠いいが……

「う、あぁ…」
頭が痛い。

「ここはどこだ?俺は誰だ?」
まさかこの台詞を言うときがくるとは……!!!

ってふざけてる場合じゃない。

見るからにここは病院…なのだろう。
そして俺は俺だ。

んじゃ何でこんなとこに俺はいるんだ?

…………

窓の外を見ると雨が降っている。

あぁそっか。
「俺、心臓が悪いんだっけ」
2日前、いきなり倒れたんだっけ。


ふと、カレンダーを見る。
そこにはたくさんの印が付いている。

デートだとか記念日だとか……。

本当色々あったな。

華菜に感謝しなきゃな。

ありがとう

ゴメンな……。



それだけ華那に思って俺は戦うときまで寝ることにした。


後5時間で生死が決まる。