【続】俺様社長の溺愛

会場に着き、車を降りた私と雅也。

・・・

雅也が自分の腕を差し出した。

「どうしたんですか?」

「オレと腕を組んでもらえますか?」

いつもとは少し違う紳士的な態度に、

クスッと笑った私。


「喜んで」

私は迷わず、雅也と腕を組んだ。


・・・

会場の中は、数百人の人が集まっていた。

・・・

緊張してきた。

そんな私に気付いた雅也は。

「肩の力を抜いて、

楽しんで」

そう言って笑った。