「・・・ったく。

本当に、勝手な奴だ」


辞表を握りしめながら、

呟いた。

・・・

小春が行きそうなところは

わかってる。


・・・

お前を失うわけにはいかないんだよ。

小春、

お前は何もわかっちゃいない。