【続】俺様社長の溺愛

「私は雅也さん以外、

いないと思っています」


「・・・」


「この間の会見は、

なったことにしていただきたいんです」


「それは困ったな」


「なぜです?」


「小春が、雅也と結婚なんかしたら、

青木財閥は終わり、会社もすべて、

なくなるよ。それでも?」


「ど、どういうことですか?」

私は秀の顔を見つめた。